【ほぼ】日めくり!日本文化

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【2020年6月24日】「ドレミの日」記念!日本の音楽は素晴らしいというお話

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箸休め的な記事をお届け!

どうも、chimonです。

 

今日6月24日は、ヨハネ祭でイタリア人修道士グイード・ダレッツォが「ドレミファソラシ」の音階を考案した日(1024年)ということを記念し、「ドレミの日」らしいですよ。

 

へぇ。

 

 

ということで、今日は箸休め的な記事として、chimonが好きなアーティストの曲をYoutube動画でご紹介していこうかな、と。

 

一応「日本文化のブログ」なので、邦楽の3アーティストをご紹介します。

 (単純にchimonは洋楽となると、ビートルズカーペンターズ・マイケルジャクソンぐらいしか聞かない、という悲しい事実。時代に追いついていない。笑)

 

 

今回ご紹介するにあたってのルールは、Youtube公式チャンネルにフル音源がアップされていること!

 

よければ聞いてみてくださいな!

 

おすすめ1. 「ずっと真夜中でいいのに。」

YoutubeとかSNSとかをよく見聞きする人なら、注目している人も多いであろう「ずっと真夜中でいいのに。」、通称「ずとまよ」

 

ボーカルのACAねさんのソロプロジェクトなのか、バンドなのかすらもわからない。一切顔出しもしない。ライブでも幕がかかってて、本人たちの顔がわからない。

 

という、最近よくある謎だらけユニットです。

 

Youtube発だけあって、MVの世界観も素晴らしい。その道のプロが集結して、壮大なプロジェクトをやっている印象を受けますね。

 

 

そんな彼女たちの曲から、chimon的おすすめ3曲をご紹介!

 

(1)初っ端からカッコ良すぎる最新曲「お勉強しといてよ」


ずっと真夜中でいいのに。『お勉強しといてよ』MV(ZUTOMAYO - STUDY ME)

 

《chimon的「ここ聴いて」ポイント》

  • イントロのカッコ良さ。初っ端からやられる感がスゴい。
  • 歌い初めの「質のいい↑↓病み感情が」という歌い方の色気。
  • Bメロの「焼き焼きだ」「ヤンキーヤンキーだ」という繰り返しフレーズの妙。
  • サビで聴ける、ACAねさんの美しきファルセットな高音。特にラスサビの高音は聴いただけで逝ける。
  • 歌うようなベースラインのカッコ良さ。2番のサビ前がたまらん。
  • Cメロの『私を少しでも想う弱さが 君を苦しめていますように』からのフレーズは、美しい手紙を読んでいるかのようで好き。
  • 「解いといてよ」から、ラスサビで「問い解いてよ」という言葉遣いが凄まじい。

 

ずとまよの1曲目は、2020年5月に公開された最新曲「お勉強しといてよ」

 

タイトルは一瞬「?」って感じだけど、「感情参考書を勉強しといてよ」というフレーズで「なるほど!」となります。西野カナの「トリセツ」みたいな感じ?

 

よく「ずとまよは歌詞がいい」と言われるし、実際哲学的で計算され尽くした歌詞は見事なのだけど、それ以上にメロディの素晴らしさが光っていると思うのです。

 

ACAねさんの透き通った高音が、美しいメロディに乗って聴こえてくる。これだけで聴く価値ありだと思います。

 

 

ちなみに、chimonの土日限定めざましミュージックです。どうでもいいですね。

 

 

(2)おしゃれ儚げポップ「眩しいDNAだけ」


ずっと真夜中でいいのに。『眩しいDNAだけ』MV

 

《chimon的「ここ聴いて」ポイント》

  • MVの世界観がおしゃれ。
  • 冒頭のラップ調から、劇的なサビへの曲展開が見事。
  • 随所でアクセントになっている、ワウの効いたギターライン。
  • 間奏のスタッカート的な部分など、美しく曲を彩るストリングスアレンジ。
  • 『乏しい輪奈(ワナ)』『解き怒気(トキドキ)』『暗してゆくなら』のような、核心を突く音と漢字の言葉遊び。
  • ラストのACAねさんのフェイクを聴くと「連れてってぇ」ってなる。

 

冒頭からは想像つかない展開が、聴いているだけでゾクッとする曲。

 

MVの映像と相まって、全体的におしゃれな印象を受けます。

 

歌詞のことをちょっと語ってますが、やっぱりchimonは「心地よいサウンドとして聴いてしまう節があります。

 

でも、歌詞をちゃんと読んでみると、なかなか練られたフレーズが多いなとあらためて感心するわけです。普段はまったく意識してないんですけどね、ええ。笑

 

 

(3)デビュー曲にして代表曲「秒針を噛む」


ずっと真夜中でいいのに。『秒針を噛む』MV

 

 《chimon的「ここ聴いて」ポイント》

  • これが初発表曲とは思えない、とんでもない世界観
  • ずとまよ知らないなら、とりあえずこの曲を聴け!(と言いながら、最初に紹介しない)
  • ピアノイントロで一気に引き込まれる。その後もピアノが歌っている。
  • アコギのストロークがたまらない。
  • 「秒針を噛む」というワードセンスの巧みさ。

 

2018年8月に「謎の新人」として、突然発表されたずとまよの初発表曲「秒針を噛む」

 

公開から程なくして大きな話題を呼び、2020年6月現在Youtubeの再生回数は5600万回超!

 

まずはこれを聴け!という曲なんですが、chimon的にはもっといい曲がたくさんあると思うので、あえて3つ目に紹介しております。笑

 

 

おすすめ2. 「ポルカドットスティングレイ」

2017年メジャーデビューのロックバンドポルカドットスティングレイ」、通称ポルカ

 

Vo.でほとんどの曲の作詞・作曲を務める雫さんを中心に、技ありの職人たちが集まっているバンドという印象。

 

映画・ドラマ・CMのタイアップなんかも結構手がけているので、名前は聞いたことがあるっていう人も多いかもしれませんね。

 

chimonは初めてテレキャスター・ストライプ』を聴いたとき、その計算し尽くされたバンドアレンジとプロデュース力に度肝を抜かれたのです。

 

雫さんはボーカリストでありながら、ゲームクリエイターでもあるというスゴい人。飼い猫「ビビ」をモチーフにしたロゴやら、ツアーグッズやら、アートディレクションやら、何から何までこなしちゃう「天才」(もしくは変態)。

 

とにかく「ファンを楽しませよう」「ファンを驚かせよう」という、エンターテイナーとしての姿勢がスゴいのです。

 

 

(1)疾走感がたまらないロックチューン「女神」


ポルカドットスティングレイ「女神」MV

 

《chimon的「ここ聴いて」ポイント》

  • 最初の雫さんのブレスで、すでにいい。笑
  • ハルシ(Gt.)のイントロギターがハンパない。chimon的には、ここ最近の日本音楽界でもベストに入るんじゃないかってくらい、好き。
  • 地味にミツヤス(Dr.)のドラムがいい味出してる。
  • 雫さんの「ううっふっふっ〜ふぅ〜う〜う〜」がエロい。

 

メロディーがキャッチー、バンドサウンドのバランスがいい、アレンジが最高。

 

個人的に、もっともっとヒットしていいバンドだと思っております。ええ。(すでに十分売れてると思うけども)

 

MVの世界観を見てもらえば分かる通り、セルフプロデュースのレベルの高さに感服してしまいます。

 

 

(2)chimonを引きずり込んだ代表曲「テレキャスター・ストライプ」


ポルカドットスティングレイ「テレキャスター・ストライプ」MV

《chimon的「ここ聴いて」ポイント》

  • イントロのギターだよね。それに尽きるよね。
  • 「これぞ日本のロックバンド!」って感じがする。
  • 歌を引き立てるバンドアレンジ。2番のゴリラ(Ba.)のベースラインがカッコいい。
  • テレキャスター・ストライプ」という言葉の響きの良さ。留学経験者・雫さんの発音が耳によくなじむ。

 

初めてこの曲を聴いたとき、イントロのギターだけで「これ好き!」ってなったんですよねぇ。

 

ポルカはメロディも素晴らしいのだけど、やっぱりハルシのギターが天才的なんです。

 

主張しつつも歌を立てるっていう意味では、ラルクkenちゃんを彷彿とさせる「センスの塊」って感じがします。(ラルクとは全然方向性が違うけどね!)

 

 

(3)ジャジーでオシャレな最新曲「JET」


ポルカドットスティングレイ「JET」MV

 

《chimon的「ここ聴いて」ポイント》

  • 「こういうのもイケるんだぜ!」と言わんばかりの、ジャジーでおしゃれなメロディーラインとサウンドアレンジ。
  • 息の混じり具合を高めた、雫さんの歌い方
  • ここでもやっぱり曲を引き立てるハルシのギター。
  • ジェットスターのタイアップ曲だけあって、間奏でモノホンのCAアナウンス(雫さん)が聴けるという遊び心。 
  • ポルカにしては珍しい、ラスサビ転調。

 

ポルカは、曲の振り幅がスゴい。

 

というか、曲ごとに歌い方を変幻自在に変えられる、雫さんのボーカリストとしての表現力が化け物です。

 

chimonは「優れたボーカリストの条件は表現力の高さ」だと思っているので、雫さんは、女性ボーカリストとしてトップクラスじゃないかと思っております。

 

 

あと、個人的に最近の男性ボーカリストは声が軽すぎて、イマイチピンとこないことが多いのです。ファルセットとかミックスボイスとかが主体で、高音を軽々と出しているような感じ。

 

ファルセットやミックスボイスなら、いくらでも高い音は出るんです。

 

地声でパーンと張ったり、時には喉を締めて歌ったり、そういう声の表現力のある男性ボーカリストが少ない気がしていて。

 

だから、最近はずとまよやポルカのような、女性ボーカリストの曲を好んで聴く傾向があります。余談でした。

 

 

ポルカは、他にも素晴らしい曲がたくさんあるので、ホントぜひ聴いて欲しい。

 

 

おすすめ3. 「Mr.Children

いやあ、もうこんなところでおすすめするようなバンドじゃないですけど。笑

 

何なら「日本で一番有名なバンド」と言っても過言じゃないミスチル

 

1992年デビューなので、28年にもわたってトップを走り続けているというモンスターバンドですが、chimon的には絶対に外せないバンドなのです。

 

だから今回はあえて「やっぱミスチルってロックバンドなんだ!」と感じられる、ロックチューンを3つご紹介します。

 

 

比較的知名度が低そうなやつで、Youtubeに音源があるもの、というハードル高めな状況で、苦し紛れに3曲選びました。笑

 

 

(1)ミスチルロックの真骨頂「ロックンロールは生きている」


ロックンロールは生きている / Mr.Children

(曲は0:36あたり〜)

《chimon的「ここ聴いて」ポイント》 

  • 「これぞ、ミスチルロック」。
  • 曲調のダイナミズムと、中盤のサクラップ(桜井さんのラップ)
  • 桜井さんのギターソロ。もはやボーカリストではない。
  • 衝動をそのまま書き殴ったかのような歌詞。
  • ライブ映像ならではの世界観を感じて。

 

こちらの「ロックンロールは生きている」はライブ映像。

 

ミスチルのライブは、とにかく演出がとんでもないんですよ!プレミアムチケットなだけあります。

 

最近で言うと「HANABI」「足音」「himawari」のようなミディアムバラードの印象が強いですが、ミスチルの素晴らしさはこういう曲も生み出せるっていうところ。

 

ミスチルらしさ」を常にぶっ壊してくれるから、いつまでも色褪せないんだと思っております。

 

 

(2)桜井さん、絶叫「REM」


Mr.Children 「REM」 MUSIC VIDEO

 

《chimon的「ここ聴いて」ポイント》

  • 冒頭から桜井さんの絶叫。高音シャウトの連続。
  • レム睡眠」をイメージした、夢のような世界観。サビで裏声主体になるのが、浮遊感があって面白い。
  • 「Dang-Ding-Dong」の言葉遊び。
  • Cメロの曲調変化に「ミスチルらしさ」が潜んでいる安心感。
  • ラスサビのみ、hiB-hiC#を地声で歌っている。夢からの離脱、現実への引き戻しを歌声で表現している?

 

桜井さんって「メチャクチャ歌が上手いボーカリスト」ではないと思います。

 

ぶっちゃけ、音の正確さや安定度で言えば、もっと上手いボーカリストなんて五万といますから。

 

ただ、表現力という点では「稀代の天才」。

 

Aメロ・Bメロでは喉を締めたシャウト主体の地声で、もがき苦しむ姿を表現しているような感じ。一方、1番・2番のサビはファルセット主体で夢の中を彷徨っているイメージを表現した後、サビ後半で地声の復活。

 

そして、ラスサビは地声で「夢からの離脱」や「現実への引き戻し」みたいなのを表現しているかなと。

 

夢と現実の間に揺れ動く姿、というのを声だけで表現できちゃうっていうのが、桜井さんの凄さなのではないかと思うわけです。

 

 

(3)最新アルバム「重力と呼吸」より「addiction」


Mr.Children「addiction」from Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”

 

《chimon的「ここ聴いて」ポイント》

  • 2018年10月発売の最新アルバム「重力と呼吸」の中でも、特にロック色の強い1曲。
  • ライブ演出と相まってミスチルはロックバンド」というのを強く印象付けている。
  • JENさんのドラムのカッコよさ。盛り上がりどころを作るドラムラインは唯一無二。
  • ギター、ベースは絶対に主張しすぎない。歌とバンドサウンドのバランスが絶妙。
  • 顔でも表現しちゃうボーカリスト桜井和寿

 

「最近のミスチルはよく知らない」という人に、ぜひ聴いて欲しいと思って紹介しておきます。

 

これを聴くと、「ミスチルは4人のメンバーのバランスが絶妙なんだな」と思いますね。そう言えば、以前に関ジャムで「チャラン・ポ・ランタン」の小春さん(ミスチルのサポートメンバーを務めていた)が、同じようなことを言ってたな。

 

 

ちなみに…

 

フル音源がYoutubeにないので対象外としましたが、今年発売された最新シングルが「Birthday / 君と重ねたモノローグ」。(「映画ドラえもん のび太と新恐竜」の主題歌)


『映画ドラえもん のび太の新恐竜』スペシャルPV~Mr.Children W主題歌ver.~【2020年8月7日(金) 公開】

 

これが最新のミスチルサウンド

 

ロンドンでレコーディングを行ったという、とにかく「音」にこだわっている曲。

 

音質が凄まじいのよ。ホントすげぇのよ。

 

「そこで弾いてんじゃないか」ってくらい。

 

 

バンドサウンドがね、すげぇのよ。ストリングスアレンジがね、すげぇのよ。

 

 

…聴いて欲しいのよ。笑

 

 

おわりに

今回は「ドレミの日」ということで、番外編としてchimonがおすすめする「日本の音楽」をご紹介してきました。

 

こじつけ感がスゴいけど、たまにはいいでしょ?

 

 

まだまだ日本にはいい音楽が溢れているので、また気が向いたらご紹介していきたいと思います!

 

皆さんもお気に入りの音楽、見つけてみてはいかがでしょうか?

 

 

では!!

 

 

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chimon